まず皆さん筋トレ前はストレッチしてますか?
筋トレ前はストレッチしないとケガのリスクがあがるからストレッチする派と
筋トレの前半で軽い重さでウォーミングアップしてるからストレッチしない派があると思います。
実はどちらも微妙です。(;^_^A
ストレッチのやり方目的を理解してないと逆にケガのリスクが高まる可能性がありますし、
軽い重さでのウォーミングアップでは不十分の場合もあります。
トレーナーである私が持っているストレッチに関する知識をわかりやすく解説します!
ストレッチとは?
まずストレッチとは、運動前にケガ予防の為に行ったり
身体を柔らかくする為に行ったり、様々な効果がある動きになります。
しかし目的によってストレッチ方法は変わります。
なので目的に合ってないストレッチをするとあまり効果がないという事になります。
ストレッチは大きく3種類に分けられます。
スタティックストレッチ、ダイナミックストレッチ、バリスティックストレッチです。
又、ウォームアップについてもそれぞれわかりやすく解説します。
スタティックストレッチとは?
スタティックストレッチ(静的ストレッチ)は主に体の柔軟性を上げるときや、
クールダウンに行うストレッチです。
このストレッチはゆっくり一定のスピードで行う、また最終姿勢で15~30秒キープ
することで十分な効果を得られます。
30秒以上のキープは柔軟性の向上にならない。
反動を使わず、深呼吸をしながら行います。
クールダウン時におすすめのストレッチなので
筋トレ前にはおすすめできないストレッチです。
理由は2つです。
1.副交感神経が優位になるため体がリラックス状態になってしまう。
2.本来の可動域以上に体が動いてしまうため逆にケガしてしまう恐れがある。(諸説あり)
ダイナミックストレッチとは?
ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)は、主に運動前に柔軟性を高めるときなどに用いられます。
このストレッチは筋肉の伸張、収縮を繰り返すことで効果を得られます。
代表的な動作としてラジオ体操などがあります。
バリスティックストレッチとは?
こちらのストレッチは、反動を用い可動域全体を動作させるためのものです。
昔はこのストレッチがよく使われていたが現在はあまり使われてない。
その理由として、急激に筋の伸張をさせるのでコントロールが難しく
ケガのリスクが高い事と既往歴がある部位には負荷が大きい為損傷のリスク
がある為です。
ウォームアップとは?
ウォームアップは上記の柔軟性ストレッチとは別です。
ウォームアップの目的は身体温度を上げケガのリスクを軽減するためです。
又、身体温度を上げることで血液の流れがよくなり運動のパフォーマンスを高める
ことが出来ます。
代表的なウォームアップとしてジョギング、サイクリングなどがあります。
5~15分で軽く汗をかくくらい運動できれば十分です。
結論
筋トレ前はダイナミックストレッチをし、ウォーミングアップをしっかり行うことで
ケガのリスクを減らしつつ筋活動を活性化させ最大限のパフォーマンスを発揮できる状態
をつくり、運動後にスタティックストレッチでクールダウンさせトレーニングで収縮している筋肉をよく伸ばし気持ちもリラックスさせるのが理想的でしょう。
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